Yarco(やーこ)のWEBサイトです!
★2021.6.13「奇跡のはじまり」配信スタートしました!
コロナ渦中に頑張る全ての人へ贈る、渋川市のシンガーソングライターYarco(ヤーコ)と渋川市のミュージシャン&渋川市の皆さま&渋川市 黒井峯遺跡の丘とのコラボによる応援ソング♪
ミュージックビデオも「奇跡のはじまり」2021年6月13日公開!
新型コロナの影響で、イベントや大会が中止になる中、コロナで時を止めずに頑張ってほしいとの思いから作った曲を、地元渋川市の元気と丘の雄大な景色と心地良い風と共にお届けいたします♪
★ミュージックビデオ https://youtu.be/SUzVHbkAZa4
★Yarcoビデオレター MVに込めた想い♪ https://youtu.be/BjAeZX9qv74
★音楽配信 https://linkco.re/GvFtTat4
★詳細 https://afuamusic.com/kiseki/
※地元のストーリーソング制作依頼、承ります。(090-8759-1327 ヤーコ)
★2020.12.05 「桜木の下」配信スタートしました!
桜木の下は源氏物語をイメージした曲で、平安時代の雰囲気と光源氏を待つ女性の切ない想いや、切なくもキラキラとした姿を表現しています♪この作品は2008年にコラボ制作した「Sunny Day」以来、ロサンゼルス在住 Shinichiro Murayamaと群馬県渋川市在住 Yarcoのリモートで完成させたリモートコラボ作品です♪
★2020.06.27 「六月の雨」配信スタートしました!
〜 六月の雨 〜
六月の雨はしとしととやさしい雨♪
紫陽花は六月の雨と出会って、色とりどりにきらきらと、そしてしっとりと美しい。
どこか控えめで奥ゆかしさを感じさせてくれる花色に、
六月の雨とのせつない恋をイメージして作った曲です♪
★2020.05.25 「Mint Julep Sweet」と「Mint Julep Hard」の同時配信スタートしま!
ミントジュレップは細かく砕いた氷と潰した生のミントの葉っぱにバーボンを注いだロングカクテル。作詞は佐藤 英智氏。新宿の老舗バー、高い天井の地下のバーでのミントジュレップを中心に展開された男と女の物語♪作曲は七五三木 安英により、歌詞が届いた日に制作した「Mint Julep Hard」と、歌詞の舞台であるバーにてミントジュレップを体験してから制作した「Mint Julep Sweet」の2バージョン♪アレンジは「Super Red Office」によるJazzバージョン♪ノンシュガーのMint Julepとシュガー入りの甘いMint Julepの2曲の魅惑なテイストをお楽しみください♪
★2020.02.10「Love is Free」再販売を開始しました!
群馬県出身、テレマークスキーとバーボンの好きなシンガーソングライターYarco!バーライブをこよなく愛し、自由が丘のバーで毎月1回「Yarco Night」を主催。その中で生まれた”グラスにはバーボンをクラプトンのあの席で〜”と歌った「Yorugakuru」は、バーのマスターやお客さんがカバーするほど大人気!
テレマークスキーで雪山を遊ぶ中で生まれた「Sunny Day」は、いつもみんなで大合唱!
「バーボンとブルース」「秋の夜長に」では、ライブハウスのセッションから生まれたYarcoのバンド「Blues Berry Box」から、マンドリン Hayashi とフルートTomo-chan が参加して、他にない独特の雰囲気を醸し出す。Yarcoの少し低めの渋い声で歌うブルージーでほんのりエロティックなフォーク・ブルースの世界は必聴!
■Love is Free
1. Sunny Day (acoustic ver.)
2.アフアの君よ
3.旅の途中
4.白い虹よ
5. Yorugakuru
6. Into The World
7. バーボンとブルース
8. Forked Road
9.秋の夜長に
10. Sunny Day
■Recording Support
・Recording & Mastering:Putih Record
・Guitar&Bass:斉藤Kazu
・Mandolin:Hayashi
・Flute:Tomo-chan
・Percussion:森 聖児
・Percussion:本間修治
・Hanzo:へそブルース作詞作曲
・SunnyDay(10曲目)Arrangement, back ground vocals & all other instruments : 村山晋一郎
・Re-Mixed:Mu-Murakami
・Re-Mastering:Tomomi Aibara@winns-mastering
・Adviser:Mando Hayashi
<Yarco 1st Album「Love is Free」レビュー>
Hanzo(ライター)
ロックやブルーズ愛好家たちが集うバーやライブハウスから様々な音楽フェス等で精力的に活動するフィメール・シンガー・ソング・ライター″Yarco″。
彼女の集大成的なアルバムが遂に完成した。活動歴に比して遅すぎたデビュー作ではあるが、手弁当であれ、積極的にライヴをこなす程の彼女にとって、作品を形として残すことは、さほど重要なことではなかったのかもしれない。幾度も幾度も歌われてきたオリジナル作品群は、多くのファンや関係者の頭の中で、無形のアルバム化されてきたと言っても過言ではないからだ。
とまれ、日曜の晴れた午前中に掃除をしながら、彼女の歌声を愉しんでいる僕は、少しばかり幸せな気分になる。つまり、CDという円盤に乗って″Yarco″は紳士淑女のもとへと、いつ如何なる時にでも降り立つ事が出来るのだから、素直に享受しようではないか、ということである。
さて、その彼女の1-stアルバム『Love is Free』。
ブルーズというよりも、アメリカン・ルーツ・ロックやフォーキッシュなテイストをベースに彼女特有の音楽世界を構築する作品で占める全10曲。
所謂、J-popという括りからは逸脱したサウンドと歌詞はリスナー・フレンドリーなものではない。例えば、♪愛するあなたが、いてくれることで、私は強くなれる♪といったような歌詞は全く見当たらない。大地、月、森、川、山、海、空、風、拾いだしただけでも、外的世界を標榜する言葉が随所にちりばめられていることに気づくはず。
彼女特有の世界のキーワードは、自然界、そして人類の叡知を育む夜ということになりそうだ。
だが、暗く深く沈みこんでいくといった様相とは違うニュアンスで、現実としての喪失感をイノセントな感傷詩に載せるといった手練れた手法は、簡素ではあるが秀逸だ(″Yorugakuru″)。
その他、自然破壊を問うた″白い虹よ″、両親の無償の愛に気づく″旅の途中″、フェミニンな″アフアの君″、どこか牧歌的ですらある″バーボンとブルース″等、印象的な作品が並ぶ。
そんな楽曲群を支えるサウンドもシンプルだがシャープで、彼女の個性を炙り出すようなナチュラルな音像で好感がもてる。プロデューサー的な存在の斉藤kazu(G,bass)、ライヴでもお馴染みのHayashi(マンドリン)、Tomo(フルート)、森 聖児(パーカッション)他、アットホームな雰囲気の中で、Yarcoのヴォーカルを極立たせる作業に徹しているのがよくわかる。
最後に一つだけ、個人的な希望を言わせてもらうのを、お許し頂きたいのだが、
1曲目の″Sunny Day″と10曲目は同曲で、録音時間差はおよそ、7年。聞き比べると、明らかに冒頭のヴァージョンのほうが、唱法に毒気がある(この場合の毒とは、ブルージーと変換してもいいし、色気と言ってもいい)。
その毒を感じるのが、他には、″Forked Road″、″秋の夜長に″だが、もっと毒を盛ってと願う僕は、欲張りすぎだろうか?
ギブソンJ-45を抱えて、髪振り乱して、汗飛び散らかして歌うYarcoというのはどうだろう?
ジャニス?
嫌いや、そしたらYarcoじゃなくなっちゃう、
やはり、彼女はJ-45をつま弾きながら、カーラ・ボノフのように歌い続ける素敵なSSW。
僕の妄想でした。
さてさて、拙稿をお読み頂いた紳士淑女の皆様、彼女は月1度、自由が丘のBar『Clapton』さんでライヴやってます(他にも沢山やってますが、とりあえず定期的にはここで...。)
よろしければ、是非、お酒でも片手に彼女の世界に浸ってみてはいかがでしょう?
それでは、自由が丘で。